特別企画
4月30日は図書館記念日です。昭和25年のこの日に図書館法が交付されたことにちなんで、日本図書館協会が制定しました。 図書館は、資料を集めたり、静かに勉強したりなど、色んな用途で利用できます。今ではインターネットが利用できたり、カフェが併設されていたりと、利用者にとって大変過ごしやすい環境が整っています。 今回は、「私の図書館活用法」のテーマで社員の方2名にお話をうかがいました。
誘惑排除で一日集中 研究開発部鉄鋼技術研究室 ハンドルネーム 一本集中(30代・男性) 私は、高校3年生のとき、大学受験勉強のために図書館を利用していました。それまでは入ることすらあまりなかった図書館ですが、館内はみな勉強している人たちばかりだったので、良い意味で緊張した雰囲気の中で勉強することができ集中することができました。放課後や休日、参考書や問題集を持ち込んで自習室と呼ばれるスペースで勉強していました。家では漫画、テレビ、ゲームなど誘惑がたくさんありますが、図書館にはそれらがないので、時間の経つのも忘れて勉強できます。息抜きしたいときには自動販売機でコーヒーを買いしばらく休憩して、それからまた頑張ることができました。学生を卒業した今も、資格取得のための勉強には必ず図書館を使っています。
レポート作成の情報源 技術部電気課 ハンドルネーム ライブラリ(20代・男性) 私は大学生のときに、レポート作成のために必要な資料を探すために利用していました。レポート作成の為にはある程度専門的な情報がいるのですが、図書館には私が求める専門書や参考書がありました。家でもインターネットを使えばそれなりに情報は得られますが、狭く深く調べたいときは図書館でこもって調べるのが一番です。何冊か専門書をそばにおいて、あとは腰を据えて、どの専門書のどの情報を拾うか、自分のレポートにどのように組み込むかを熟考します。ですから、丸一日図書館にいたなんてこともざらにありました。今ではあの頃のように図書館で長居することはなくなりましたが、今後も調べ物をするときには利用したいと思います。