特別企画
3月25日は「電気記念日」です。明治20年のこの日、日本に家庭用の配電が始まったことに由来してできた記念日です。 そこで今回は電気の大切さや独自の省エネ法などを社員の方2名にご紹介いただきました。
皆さんは、電気の無い生活を想像できますか?私には出来ません。 当社は、「電気炉」と呼ばれる電気を熱源とした炉で、原料となる鉄スクラップを溶解し製品を製造しています。鉄スクラップを溶解するときには、大量の電気が必要となります。その他、事務所のパソコン、照明、空調、その他多岐に渡って電気が使われています。皆さんの日常生活を振り返ってみても、テレビや掃除機、電子レンジなどの家電や、自動車や電車、飛行機といった乗り物や信号機といった公共物にも電気は使用されています。 このように私たちの生活で、今や電気は無くてはならないエネルギーです。万が一、電気が供給されなければ私達の生活は成り立たなくなってしまいます。 私は入社以来電気課に所属し、電気設備のメンテナンスに従事してきました。機械の故障であれば不具合箇所の特定が早くできますが、電気は目に見えないため、万が一設備に不具合があっても原因の特定に時間がかかることが多いのです。そのため、日頃からメンテナンス作業中の定期点検や、操業中の点検を密にし、予兆などをなるべく早期に発見することが一番だと考えます。 ご家庭でも、いつも使っている電化製品に不具合の予兆がないか定期的に見直したり、電球や電池などストックが必要なものは常備したりなど、トラブルが起こってしまってからではなく、日頃から気にかけることが大切です。備えを充実させて、快適な生活を送りたいものです。
我が家の屋根にソーラーパネルを取り付けて1〜2年が経ちます。太陽光発電で使用する電気代の節約を図っています。我が家にも子供が2人いますが、毎日使う電気なので、子供たちが大きくなっても残していけるようにと願いを込め、始めました。 また、夜は発電が止まるので、使っていない部屋などのブレーカーを落とす、テレビの主電源を切る、コンセントを抜くなどプラスアルファの対策をし、不要な電気はなるべく使わないように心がけています。そのおかげか、節電の効果は少しずつ出てきているように感じます。 昼間は発電量が上がり、電気消費量が少ないので、電気が余ってくることもあります。そんなときは電力会社に電気を売る“売電”をすることができます。プラスアルファの対策のおかげで、最近では売電できる量が増え、家計も助かっています。 室内には、発電量と電気消費量がわかるモニターが取り付けてあります。それを見ながら子供たちと「今テレビを消したから消費量が下がったね」など話したりもします。子供たちも目で見てわかると面白いようで、率先して節電に協力してくれています。 当初は半信半疑で始めた太陽光発電ですが、驚くほどの効果があることを知り、今では太陽光発電にして本当によかったと思っています。