編集後記
「月刊OTANI」編集部:foosun
「ネコ(猫)の手も借りたい」かと思っていたら、「禰子(ネコ)の手も借りたい」という説があって、「禰宜(ねぎ)=神職の総称」という説明が辞書に載っているところを見ると、「禰子説」は「意外にそうかも…」と思ってしまいました。 そこで思い浮かぶのは、「だれも彼も、そんな人まで…」の意味で使われる「ネコ(猫)も杓子も…」というのも「禰子も釈氏(=僧)も…」という説があって、こちらの方が、普段、「風格、落ち着き」というイメージの神職や僧までがバタバタしている様が浮かび、よほどの多忙や慌てふためいている様子が、よく現れていると思います。今月は「師走」。普段の一日一日と、別段変わるわけではないのですが、「師走」というだけで、なんとなく気ぜわしく感じてしまいます。 今年の3月から創刊した「月刊OTANI」ですが、ちょうど最初の節目の10号目が今年最後の月になりました。鉄に関わる人々の普段の生活感覚や家族観、社内のナマの空気などを社外や異業種の人に知ってほしい、と願って創刊したのでしたが、同時に、社員同士が「いままで知らなかった○○さんの違った一面がわかった…」という声もありました。いろんな読み方と書き方、すべてOK。様々な形で参加していただけるよう、これからも心がけていきたいと思っています。 毎月号で編集後記を書いている編集部「riverbook」が今月は本編で書くことになり、かわりに拙foosunが書いています。血液型は「A型」です。「血液型性格判断」はまったく当てにならないと思いながら、「自分のは当たっている」と思ってしまう私の文章は、ナマ身感覚がでているでしょうか? 来年につながる「今年最後の月」になるよう、のこり1か月を大切に過ごします。来年もよろしく!