コレに注目!
webサイト管理人 riverbook
社会人になって初めて購入した市販のパソコンは、某社のスリムタイプPCで、特に性能を意識しておりませんでした。購入して間もないある日、久しぶりに会った友人とそのパソコンのことを話していると、動かないソフトがあるから新しいPCで動くかどうか確かめて欲しいとの事でした。後日、試してみると「問題無く動くだろう」という予想に反して、やたらと動きが遅く、とても動かせるものではありませんでした。 私は、いくら性能を意識していなかったとは言え、購入して少ししか経っていない市販のパソコンに、いきなり限界を見せ付けられたような気分になり、とてもショックを受けました。 その後、インターネットや雑誌でいろいろ調べるうちに「自作パソコン」というのが目にとまりました。「自作」という言葉に惹かれて、物づくりにこだわりたい性分から、今から5年前の夏にはじめてパソコン作りに挑戦しました。 ショップの方のオススメの組み合わせを、もう少し高い性能に変更して、パーツを購入し、ドライバーを手に、調べた手順やアドバイスを元に組み立てて完成させると、約4時間後には自分だけのパソコンが完成。 作る途中で色々と細かい作業もありましたが、特別な技術は必要無く、一つ一つ構成を見ながら順序良く組み立てることで、今後もしもトラブルがあったときでも、どのパーツを交換すれば良いのかが理解できて、とても良い経験ができました。 クルマと似た感覚で おそらく、パソコンというものは、表示してあるそのメーカー1社だけで作っているもの、と考えている人が多いと思いますが、今は違います。自動車を例に考えてみてください。ライト、マフラーやホイール、内装品であればシート、オーディオ、スピーカ等が全て自動車メーカー純正品ということはまずあり得ません。 パソコンも同様に、パーツ単位で自分好みの仕様にすることが可能です。個性を出したり、用途に合わせたセカンド・マシン作りなどは、クルマにこだわる気持ちによく似ていませんか。そしてクルマ、パソコンでも一番大事なのは改造や作る工程を楽しむことに他ならないのではないのかと思います。 さすがに初めてパソコンの購入を考えている方にはやはり難しいかもしれませんが、もしも、2台目を考えていたとしたら、今度の正月休みは家で丸くなっていないで、お子さんと腕を振るって一緒に自作してみるのも楽しいのではないでしょうか。 左:筆者宅のデスクトップ PCラックの横幅いっぱいのDELL24インチワイド液晶モニタ ONKYO製スピーカ、SW 右:通算3台目となるメインPC シルバーの筐体に、フロントの鏡面パネルが良い感じ