2006年−私のこの一年
製鋼課 ハンドルネーム 悪あがき
今年一年、専務や先輩から、様々なことを教えてもらったつもりですが、まだまだ自分の至らなさが思い知らされた一年でした。当社の専務は製鋼の技術者として知られた人で、上司として技術や知識を学んでいますが、一歩でも半歩でも近づきたいと思いながら、「すこし近づいたかな?」と思ったら、「逃げ水」のように遠いかなたにはなれて見え、距離の大きさを感じています。 工学部物質工学科を卒業して当社に入って11年になります。製鋼課で仕事をする中で、学校で学んだだけではわからない、ナマの仕事でなければ身につかない知識や技術を教えてもらってきました。それでも毎年、「まだまだだなあ」と反省しながら一年を締めくくっているような気がします。 電気炉での製鋼という仕事は、製鋼理論に裏打ちされた技術的な面と、成分分析しながら配合の「勘、コツ」の面とが合わさっています。成分のねらい目がドンピシャリ当たったという報告を受けると、やはりその日は気分が良く、仕事のやりがい、楽しさを感じて過ごすことになります。なかなか思うように行かないときは、つくづくこの仕事の奥の深さを思い知ることになります。 来年は球技にも わたしのこの一年は、自分の部署の役割を果たすために、自分の力量をアップしようと悪あがきをしていた一年だったかもしれません。それはそれで充実感もあるのですが、一方ここ数年は、仕事以外のことに目を向ける余裕がなく、すごしてきました。仕事から帰って、テレビを見るくらいで、休みと言ってもどこへ出かけるでもなく過ごしていましたが、来年は少し視野を広げたいと思っています。
小・中学時代にサッカークラブで活動したり、高校時代に野球部に所属していたり、球技にはずっと関心があるので、来年はもう少し球技スポーツに関わりたいと思います。でもテレビを見ることが大好きなので「球技をテレビ観戦で…」にならないように気をつけます。