特別企画
![]() 「実践型学習でサクラサク」
研究開発部研究開発課 ハンドルネーム レッドゲート(40代・男性) 私が通った高校は、学校の定期試験(中間・期末試験)のほかに、実力テストが年に何度も実施されていました。ですから、月に一度以上は必ず試験があり、毎日がほぼテスト勉強だったといっても過言ではありません。 ![]() 私の勉強スタイルは、参考書を買ってアンダーラインをひきながら繰り返し読むことでした。英単語や歴史などの記憶系は、ほぼその方法で覚えた気がします。あとは、予備校模試の参考書や、志望校の過去問題が載っている“赤本”の問題をひたすら解いていた気がします。夜型タイプの人間ですので、夜遅くまで勉強していることが多かったと記憶しています。学校から帰ってきて夕食まで、夕食後寝る前までずっと勉強していた気がします。3年間そんな生活を送っていたのだから、今思えば自分でも良くやっていたと思います。その代償と言ってはなんですが、80年代の流行の話題に全くついていけないのです。同世代の妻が当時流行していたアイドルの歌やアニメの話をするのですが、私にとってはちんぷんかんぷん…。「勉強漬け」という言葉にふさわしい生活を送っていたように思います。 受験日当日は、まず試験会場についたら、試験開始ギリギリまで参考書を読むようにしていました。“験担ぎ”とまでは言えませんが、どのページでも良いので眺めていると心が落ち着いてきます。試験が始まってからは、とにかく全問を早めに解いて、二重にも三重にも見直しをできる時間の余裕を作りました。とくにマーク式は、ケアレスミスがないか繰り返し見直しができるかが鍵になると思います。最近も検定試験を受ける機会がありますが、マーク式の試験ではこの方法をとるようにしています。 3年間の努力が実り、志望大学には現役合格できました。大学に入学してからしばらくは、一つの専門分野を深く研究しており、そちらの方が私には合っていると思います。けれど、社会に出て働く今、専門分野だけでなく、様々な知識を広く知っていることが必要だと痛感しています。そういう意味では、それぞれの教科の知識をまんべんなく付けなければならない大学受験勉強は、大変有意義なものだったと今さらながら感じます。 ![]() ![]() 「日々の学習を大切に」
生産管理室 ハンドルネーム エンレイソウ(女性) 私が経験した受験は高校受験、大学受験の2つですが、特に「受験のための勉強」と思って勉強したことはありません。「○○の学校に受かりたい」よりも、今まで受けてきた定期試験をやり直した時に「次こそは満点を取りたい」という意識で学習を進めていました。高校入試、大学入試の出題範囲はそれぞれ中学、高校の各3年間で学んだ内容全てだからです。「毎日の授業を完全に理解すること=受験勉強」と念頭に置いて、学習に励んでいました。 ![]() 毎日の授業を完全に理解する為には、前日の予習で翌日の授業で習う内容を頭に入れておかねばなりません。学校での授業を復習とするのです。更に帰宅後は、授業での復習で解決できた疑問や発見したこと等をさらに復習し、翌日の予習につなげます。毎日予習に3時間、復習に1時間程要していました。当初はやり方がなかなか掴めなかったのですが、数か月すると慣れることができ、自分なりの勉強法を確立できたので、簡単ですが紹介します。 【英語、社会】 教科書の音読が効果的です。声に出すとどんな文章でも自然と覚えられます。暗記が必要な教科は毎日1回音読すると、声に出して覚えられ、さらに教科書を眼で追っているので英単語や歴史年号、人物名、地名など自然と頭に入ります。 【国語】 読書をしましょう。教科書や試験に取り上げられている作品に限らず「○○賞受賞」などの本を図書館で借りて読みます。巻末の解説まで読んでください。国語の文章題で出題されそうな問の答えが解説されているので、目を通すだけで力がつきます。 【数学、理科】 問題を解く回数をこなしましょう。教科書や問題集に掲載されている問題を解きます。答え合わせし、間違っていた問題は翌日朝にもう一度解きます。繰り返すことで、解き方が身につきます。 私はこれらを最初の1年間続けていました。その後はやめましたが、志望校に合格できたのは、やはり核心をついた学習法だったからだと思います。特に音読は自然に暗記されるので、どんな学習にも有効、皆さんにお勧めします。 ![]() <ページ先頭へ> |