特別企画
FJ:どういう写真がいいのか手探りで撮り始めて、月例会で作品を持ち寄って批評会をやっても、褒めるほうにけっこう気を使って、お互いが傷つかないように遠慮していた。
FJ:カメラは普段からいつも持ち歩くようになった。バッグにいつも入れていて、通勤路や、用事で出かけた先で目にした風景などを、撮ることが多い。街なかでふとした出来事や、季節感を感じる風景など、シャッター・チャンスは思わぬところにある。でもOGさんやTMさんの作品を見ると、もっと自分も、テーマを決めて、わざわざ撮影のために出かけるくらいの熱意が必要かな、とも思っている。
MN:なかなかそこまでの遠出は難しいので、つい地元での撮影になる。普段いつも持ち歩くということはなくて、目的を持ってカメラを持っていくことが多い。ところが、出先で「あっ、これ撮りたい」というのに出くわすことがある。そんなときは携帯カメラ。だから携帯電話もそれを意識して画素数の大きいものを買った。あと、家で飼っているペットの犬「サクラ」は、見ていると何気ない表情がかわいく思えて、思わず撮ってしまう。
SK:父が写真好きで子供の頃から父の写真を見ていて、関心を持つようになった。まだ入会して1年半くらいですが、最近、カメラの雑誌などで「女子カメラ・ブーム」らしきものがあって、「可愛い〜!」写真が載っている。そんなのを見ていて私も撮ってみようとサークルに入った。「ゆる〜い感覚」の写真を撮りたいと思うけど、どうすればそういう感じになるかが、今の自分のテーマ。
TF:私も近々、一眼レフを買おうと思っていて候補機種も、ほぼ決めている。まず本体を買って、交換レンズは中古で買い揃えようかと。
青山先生:コンパクト・カメラの良さもあれば、一眼レフならではのアプローチもある。それぞれの特長を理解して使い分ければいいと思う。最近はいろんな機種が出ているし、ネットなどでも良いグレードのものが比較的安く買えるなど、写真のメカ環境も以前とずいぶん変わってきた。以前だったら良いものを手に入れようと思うと、有名メーカーにこだわる傾向があったけど、デジタルになって、「光学機器」と「家電製品」との境界線が次第に薄れてきている。家電メーカーのデジタル・カメラでも、画像の美しさに優れていて、機能的にも十分信頼できる。一方レンズはやはり、以前からのカメラ専門メーカーのほうが信頼感がある。
SK:以前に一度、花器と茶碗をテーブルに置いて、照明をセットして「合同撮影会」を行ったという話を聞いたことがあるが、今後また、そうした企画もやってほしい。会員の皆さんが使っているカメラも見てみたいし、同じモチーフに対して、一人ひとりアプローチの仕方も違うだろうと思うので、そんなところを見てみたい。 <ページ先頭へ> |