6月19日「ベースボール記念日」
製造部製鋼課 ハンドルネーム 影の立役者(20代・男性)
6月19日はベースボール記念日です。私がプロ野球の生の試合を初めて見たのは、小学生の頃、アルペンスタジアムで行われたオリックス対ロッテの試合でした。よくCMでオリックスの応援歌「リトルネプチューン」が流れていたのを憶えています。当時のオリックスは仰木彬監督の下、イチロー、田口壮、高橋智、タイゲイニー、キャブレラ、星野伸之、野田浩司、長谷川滋利といった選手の面々がプレーしていました。 当時は、オリックスのイチロー選手の活躍が目覚ましく、年間最多安打の記録を更新するなど、イチロー選手の人気はとてもすごいものでした。私もその姿に憧れて、野球をやりたいと思うようになりました。 野球を始めたのは、小学2年生のとき。3人の兄の影響で、少年野球チームに入りました。実は父も昔から野球をしていて、チームでコーチをしていました。ポジションは捕手、6年生のときにはチームキャプテンも務めました。(ちなみに、中学校でもキャプテンでした)小さい小学校の無名チームでしたが、練習は一生懸命頑張りました。 あるとき、地区の少年野球チームを集めてのリーグ戦が行われました。全12チーム出場の総当たり戦なので、かなりの長期戦でしたが、私たちは一人ひとりが全力を出し、チームワークを大切にしてコマを進めていくことが出来ました。そして、ついに優勝することが出来たのです!私たちのチームが優勝するなんて誰も想像しなかったと思います。 地元に帰って優勝旗をもって凱旋パレードをさせてもらい、キャプテンとして優勝旗を持ちながら誇らしい気持ちになりました。その後、監督が寿司をご馳走してくれて、チームメート全員で食べたことも忘れられません。 このときは、プロ野球選手になりたいと強く心に思いました。 野球部復活の裏には? 小さい頃の“夢”は残念ながら叶いませんでしたが、今は会社の野球部に所属し、仕事上がりには足しげく練習に通っています。ちなみに、私が入社したときには野球部は休部状態でした。どうやら、チームメートの仕事の都合でなかなか練習できない、メンバーの集まりが悪いというのが原因でした。そこで、新入社員だった私は、野球部員の先輩方にどうすれば活動再開できるか聞いてみたこともありました。恐らくそれがきっかけでしょう、野球部の部員募集がかけられて、徐々にチームメートが増え、3年前から野球部は復活、週1回練習をするようになり、チーム内で試合もできるくらいメンバーも揃いました。ですから、野球部復活の影の立役者は、この私かもしれません(笑) まだ発展途上のチームなので、これから練習をたくさんして強くなり、地区の大会で優勝できるようになれたらなと思います。 私にとって野球は、一生のスポーツになっていくと思います。