4/26「よい風呂の日」
製造部圧延課 ハンドルネーム I LOVE 湯(50代・男性)
「風呂が壊れた!」 大掛かりな修理のため自宅の風呂が使えなくなり、2か月もの長いあいだ銭湯通いを続けていたのが10年以上前のこと。これがきっかけで温泉に興味を持った私は、休みのたびに暇を見つけてはあちこちの温泉をめぐるようになりました。県内にも魅力的な温泉が数多くありますが、今回は私の一番のお気に入りの温泉、群馬県にある万座温泉についてご紹介しようと思います。 万座温泉は、標高1,800mの高原にある温泉。上信越高原国立公園の中にあるということで、周りには民家や土産物屋、コンビニも何もありません。ゆっくりと静かに嬬恋(つまこい)の自然を楽しむことができます。ドライブ好きの私は、ここに行くときは必ず車。草津温泉の少し手前に位置し、家からは250〜260kmほどの距離がありますが、高速には乗らず、気ままな一般道での一人旅を楽しみます。
硫黄臭い!のが、たまらない!
私がこの万座温泉を推す理由は、何と言っても泉質です。なんと硫黄含有度が日本一。硫黄の臭いが何とも言えず強いのですが、それがいいんです。何にも考えずに頭をカラッポにして、白く濁ったお湯に肩までつかると、日々のいろいろなことを忘れ、のんびりと過ごすことが出来ます。私はひとつの宿のお風呂だけを一泊二日でじっくり楽しむのが好きですが、入浴手形を買えば外湯めぐりもできるようです。 コロナ禍でなかなか遠出ができなくなりましたが、落ち着いたらまたあの硫黄臭いお湯にゆっくりとつかって、のんびり高原の景色を眺めたいものですね。