息子の大学進学
製造部圧延課 こぐまのミーシャ(50代・男性)
この4月、次男が大学進学し、新たな生活を始めることになりました。 3人目とはいえ、合否の結果を待つ時間と言うのは、なかなか慣れるものではありませんね。夢かなわず第二志望の私立大学に通う事となりましたが、大学生活への希望に胸ふくらませる次男。しっかりと勉学にいそしんでもらいたいものです。父ちゃんも、頑張って稼がんなんなぁ…(笑) とはいいつつ、心配がない訳ではありません。次男は昔から感情をあまり表に出さず、淡々としています。入試が終わった直前も、手応えがあったのかそうでもなかったのか…。第一志望の不合格の通知を見たときも、親は二人ともがっかりしていましたが、当の本人は、「第二志望に受かったんだから、そこに行けたらいいわー」と、ひょうひょうとしています。 また、これから次男が通う大学は、電車とバスを乗り継いで、片道2時間はかかります。富山県では車が無いと生活するのは難しく、次男もこれから免許を取ります。早い人なら1ヶ月もあれば運転免許は取得できるのでしょうが、果たしてどれだけかかるものやら…。私が次男くらいの歳の時は、「早く車を運転したい!あの車が欲しい!」という願望が強く免許を取ることも楽しみだったのですが、次男は、車にもそこまで関心があるわけではないようで、「乗れればどんな車でもいいわー」といった様子だからです。
勉強、遊び 今しかできないことを楽しんで!
「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」という言葉がありますよね。「本当に深い愛情をもつ相手に、わざと試練を与えて成長させる」ということらしいです(わざと試練を与えている訳ではないんですけどね)。次男は根が優しいからなのか、たとえ何かが起こったとしても、おとなしく谷底にじっとしている印象。父としては、いろんなことに執着を持って、上へ上へと登っていってくれたらいいのになぁ、とは思うのですが、その子その子の性格と良さがあります。 もしかしたら、こんなにあれやこれやと心配しているのは、案外親だけで、彼は自分の足でしっかりと人生を歩んでいくのかもしれません。 人生、死ぬまで勉強。今しかできないことがたくさんあります。19歳、学校での勉強やもちろん遊び、いろんな経験を通して成長してもらいたいものです。父はあたたかい目で見守りたいと思います。そして、上へと登ってこようとする彼が支えを必要とした時は、しっかりと手を差し伸べてやりたいと思います。