コレに注目!
3月1日「防災用品点検の日」
技術部電気課 ハンドルネーム ドンドン防災(60代・男性)
皆さんご存知でしょうか、3月1日は「防災用品点検の日」(※1)です。 ここ最近、国民の防災意識が非常に高まってきていると思います。東日本大震災後に実施された調査では、調査対象者の約9割が自身の防災意識の高まりを自覚しているようです。せっかくのこの記念日に、ご家庭の防災対策について一度考えてみてはいかがでしょうか。前職で、防災(防火)担当をしていた立場として、ご家庭でできる防災対策をご提案しますので、参考にしていただければ何よりです。 1.万全の準備と定期の点検 まず防災用品を準備し、点検していくことの必要性を考えてみます。関東大震災発生からこれまで、大小を含めかなりの数の地震が発生したことはご存知のとおりです。直接的、間接的に影響を受けられた方もおられることと思います。 その経験の中で、「あんな物、こんな物があったら」との思いから、防災用品のアイディアが生まれたと思います。最近では、これらが機能アップし新製品もたくさん出回っております。この防災用品を定期的に点検することで、用品の不十分を補ったり、機能アップ品と入れ替えることができます。さらには、防災に対する心がまえを新たにする、ということが点検実施の必要性であると認識しています。 2.あらゆる状況を想定して では、家庭で準備する防災用品は何を準備すればよいでしょうか。風雪水害、地震、火災などが起こると、ライフラインがストップしてしまう可能性があります。また、数量は家族構成と保存期間を考慮してください。 ①停電に備える 以前は、ロウソク、懐中電灯等を提唱していましたが、最近では、以下のような防災用グッズがあります。 ○手回し式充電器(LEDライト・ラジオ・携帯充電器付き)…照明用ランタンもあり。 ○停電対応LEDライト(コンセントに差し込んでおけば停電時、自動的に点灯) ○長時間停電のための、ガスカセットコンロとボンベ(数量は家族構成による)…電気とガス供給停止を考慮。 ○冷蔵庫に、できるだけ多くの氷を貯蔵しておく。…事故等で身体を冷やす必要がある場合、利用度は高い。 ②断水を考える 飲料水専用ポリ容器(容量、数量は家族構成による)…洗濯等に使用し、早めに入れ替える。非常持ち出しをする時は、移動に障害とならない量にする。 ○浴槽の残り湯は次回まで流さない。防火用水、トイレ用、非常時飲用のため。※トイレ用であれば、川、池、側溝の水も使用できる。小生も池の水を使用した経験あり。 ○最近は、飲料水の宅配制度があり、利用できれば便利です。…長期断水時も宅配される。 ○地下水、井戸水等の自然給水ができる場所を確認しておく。 ③ガス停止に備える ガス停止は配管不良が想定できるので、長期停止となる可能性大。 ○ガスカセットコンロとボンベ(数量はガス使用機器と家族構成による)…余分に準備、何かと便利。 ○ガス暖房の場合は、暖房機(暖房用電熱器・ストーブ等)…ストーブの場合、燃料に注意。 ④交通ストップに備える 移動手段が乗用車、バイク、自動車くらいに制限されるケースがある。 ○自家用車のガソリンは、早め早めに補給する。(半分近くで補給)…いざというときのガス欠防止。非常時の長距離走行、車内での暖房等で消費が早い。また、ガソリンスタンドでの補給が断たれる可能性あり。 ○ガソリン予備缶の保有…半年に1回くらいは車に入れ、補給しておく。 【ご注意】ガソリンを保管・運搬する際は、消防法で決められた金属性容器に入れることが義務付けられています。また、一般家庭で40リットル以上(200リットル未満)のガソリンを保管するときは消防機関への届出が必要です。(参照:総務省消防庁ホームページ 平成20年版消防白書) ○バイクや自転車の保有…車が走れないところでの移動、少量物の運搬にも使用できる。 ⑤火災に備える 火災については、以前の防災の日の号(2009年9月号)を再読していただければと思います。 家庭で備える用品としては、以下のようなものがあります。 ○ABC消火器(消防訓練で使っているものの家庭用小型)…台所等の火気使用箇所に設置。 ○転倒防止対策(壁等への固定)…家具類の下敷きになった被害が多くある。 3.災害非常時の持ち出し用品とは? 以下は内閣府や総務省消防庁が選定している非常時持ち出し用品リストです。
◆内閣府 防災情報のページhttp://www.bousai.go.jp/index.html ◆総務省消防庁ホームページhttp://www.fdma.go.jp/
以上を参考に防災に備えていただければ、一助になるかと思います。「防災用品点検の日」に準備している非常・保存食を取り出し、味わい、防災を意識していくようにしていけばいかがでしょうか。くれぐれも、味わった非常・保存食は補充することをお忘れなく! ※1)「防災用品点検の日」…防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回。