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大谷製鉄株式会社
富山県射水市奈呉の江8-4  TEL0766-84-6151  FAX0766-84-1999
身近でありふれた存在でありながら、意外に知られていない「鉄」の素顔。
知ってトクする、鉄にまつわるエトセトラをお届けします。
2009年1月更新
1. 1500億トンの貴重な資源
鉄は、地球の重さの34.6%を占めていますが、そのうち、技術的・経済的に採掘可能とされる鉄鉱石は約1500億トンに過ぎません。かりに、現在のペースで鉄を使い続けると、鉄づくりの原料となる鉄鉱石は、あと100年で掘りつくされることになります。貴重な資源である鉄をこれからも守っていくために、リサイクルの取り組みが求められています。
2. 生まれ続ける鉄資源5300万トン
1年間に1億2000万トンの鉄を生産する日本は、中国に次いで世界第2位の鉄づくり大国です。鉄づくりの原料のひとつが鉄鉱石。日本は、年間1億4000万トンの鉄鉱石を海外から輸入しています。鉄鉱石のほか、国内で毎年5300万トン以上発生する鉄スクラップもまた、鉄づくりの重要な原料――新しく生まれ続けている重要な鉄資源です。
3. 日本の鉄の4分の1はリサイクル
鉄づくりの方法には、鉄鉱石を原料とする高炉法と鉄スクラップを原料とする電炉法の2種類があります。電気炉を使って鉄スクラップを溶かし、鋼材をつくりだすのが電炉法で、この方法で生産される鉄は、年間約3000万トン。日本で1年間に生産される1億2000万トンの鉄の、4分の1はリサイクルから生まれています。
4. 日本列島は13億トンの鉄鉱山
日本国内で使用され、何らかの形で国内に存在している鉄は13億トンにも上ります。これは、世界で採掘可能とされている鉄鉱石埋蔵量の0.9%にあたり、世界の鉄の消費量の1年分を上回る量となっています。国内の鉄をすべてリサイクル資源と考えれば、日本は、世界有数の鉄資源国と言うことができます。
5. 社会をめぐる3800万トン
1年間に約5000万トン発生する鉄スクラップのうち、ものづくりの工程や車や建物の解体時などに出るスクラップを「市中スクラップ」と呼びます。国内で生まれる市中スクラップは年間約3800万トン。社会のすみずみから集められた市中スクラップは、リサイクルされ、再び社会の中で活かされます。
6. 鉄筋の98%は電気炉生まれ
ビルや橋や道路といった建造物には、鉄骨や鉄筋などの鋼材が用いられています。建設分野や土木分野で使用される鋼材は、国内で使用される鋼材の約24%にも上ります。この分野では電気炉製品の占める割合も高く、とくに鉄筋は、98%が電気炉でつくられています。
7. 日本を支える1100万トン
鉄スクラップを主原料に、電気炉でつくりだされる鋼材は年間3000万トン。最も多く生産されているのが鉄筋で、年間約1100万トン、リサイクル鋼材の約3分の1を占めています。鉄筋以外では、H形鋼や形鋼が建設分野で活躍中。また、最近では、自動車分野でもリサイクル鋼材が使われるようになっています。
8. 東京タワーの3分の1はリサイクル鋼材
日本の鉄鋼生産力がまだ低かった昭和30年代。東京タワー建設にあたって、必要となる鋼材の約3分の1が不足するという問題がおこりました。そこで注目されたのが鉄スクラップ。鉄スクラップは、1200トンの鋼材にリサイクルされ、高度成長のシンボルとして生まれ変わりました。
9. まだまだ役立つ2600万トン
年間3600万トン回収されている市中スクラップには、工場などの加工工程で発生する約1200万トンのほかに、使用済みの車や機械、建造物などの解体によって発生するスクラップ約2600万トンが含まれています。使用済みとは言っても、まだまだ役立つ大切な鉄資源。ていねいに選別されたスクラップは、電気炉で成分を調整され、新しい鋼材に生まれ変わります。
10. リサイクル率85%の優等生――スチール缶
スチール缶は、缶詰や飲料水の容器として年間約83万トンが国内で消費されていますが、そのうち約71万トンはスクラップとして回収され、鉄づくりの貴重な資源として活かされています。わが国のスチール缶のリサイクル率は85.1%で、世界トップクラス。人々のリサイクルへの意識が高く、全国的に分別回収が進んでいることを示しています。
11. 80%の夜間電力で資源を守る
電気のエネルギーで鉄スクラップを溶かし、成分を調整しながら、再び社会で役立つ鋼材へとリサイクルさせるのが、電気炉を使った鉄づくり。電気炉は電気を大量に使いますが、昼間にくらべて消費量が少なくなる夜間の電力を80%以上利用することによって電力需要の平準化を図り、貴重なエネルギー資源を有効に活用しています。
12. 2025年日本の鉄は17億トン
現在、日本には13億トンの鉄が蓄積していて、その量はここ10年間、平均1.5%の伸び率で増え続けています。2025年には、国内の蓄積量が17億トンに達するとの予測もあります。鉄スクラップの発生量も、鉄の蓄積量の増加に比例して、増えていくことが見込まれており、有望な循環型資源として期待が高まっています。

※記載の数値は2008年11月調査時のデータを元にしました。

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