Live Report
楽園音楽祭2008
STARDUST REVUE in 太閤山

2008年8月30日(土)〜31日(日)
太閤山ランド野外ステージ


(写真提供:ラプソディー)


 夏の終わりを締めくくるかのように、8月30日、31日に行なわれた「楽園音楽祭2008 STARDUST REVUE in 太閤山」。今年で第4回目を迎えます。
 昨年までは1日だけのイベントでしたが、ファンの強い要望があり、スタレビの皆さんの意向とも合致したことから、今年は二日連続の「楽園音楽祭」になりました。

 「野外ステージ」といいながら屋根があり、強い日差しにも多少の雨にも対応可能である「太閤山野外劇場」は、いつしかファンの間では「スタレビの聖地」とも呼ばれ、800席の会場は、両日共に満席。立ち見も数十人から百人に迫る盛況ぶり。



 ステージは、夕暮れの時間帯にふさわしく、しっとりと心に染み入るアカペラ・コーナーで始まりました。メンバー全員が楽器を持たないで、ステージの最前列に並び、美しいハーモニーを聴かせます。
 スタートから約20分をすぎた頃、各持ち場に着いて演奏が始まると一気にヒートアップ。根本要さんの、楽しくてやさしいトークも観客の心を掴みました。途中には、観客全員に「振り付け」の指導があり、曲に合わせて会場総立ちの一体感で、盛り上がりました。



 休憩もない3時間にわたるライブでしたが、誰もが3時間も経ったという実感が涌かないまま、メンバーが退場しても拍手が鳴り止みません。やがて息の合った手拍子で「アンコール」の声が飛び交います。


 手拍子に誘われて再び登場したメンバーの姿が「爆笑」を誘いました。「根本医院の院長先生」よろしく、白衣姿の要さん。それに続くのが看護婦姿の林“VOH”さん。これが妙に似合っているのです。メンバーの中で誰かを看護婦姿にするとしたら、“VOH”さん以外考えられないなぁ、という位に「ドン・ハマリ」でした。その後、アンコールだというのにまるまる30分。さすがに「生まれて初めてコンサートというものを見に行くときには、スターダストレビューのライブを見に行け」と言われるだけあって、エンターテイメント性に富んで、満腹のライブ・コンサートでした。(文責:foosun)